水たまりと靴

皮革製品の撥水にも使用できるフッ素コーティング

水をかけられたスマートフォン

フッ素コーティングの原料となるフッ素樹脂の多くは、難付着性、耐熱性、すべり性、耐薬品性、撥水撥油性、耐摩耗性、電気特性などの、優れた特性を兼ね備えた素材です。
この特性を生かして、コーティング、フィルム、成形品、建築材料などに幅広く用いられています。
フッ素コーティングは、フッ素樹脂塗料をコーティング膜として機能をさせたもので、革靴やバックなどの皮革製品の撥水剤としても使われています。
表面に形成されるフッ素樹脂皮膜が撥水撥油性を発揮することで、撥水剤としての機能だけでなく、防汚にもなるのです。
皮革製品の多くには、製品になる時点で何らかの方法で撥水、防水、防汚加工が施されています。
これらの効果が薄れてきたら、撥水剤のスプレーでケアしていくのがよいでしょう。
ただ、シリコン系のコーティング剤は、全体を包み込むため、撥水効果が強力な代わりに透湿性を損ない、皮革製品には向いていません。
一方、フッ素コーティングは、繊維を細かくコーティングすることで撥水するものです。
このため適度に通湿性があり、皮革製品にも使用することができるのです。
使用方法はまず、革製品全体をブラシなどを使って、表面の汚れやホコリを取ります。
レザーケア用クリームを全体に薄くまんべんなく塗り伸ばして、クリームを乾かしてから撥水スプレーをかけます。

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